光触媒と言う言葉は、「本多・藤嶋効果」が発表された30年程前は誰も知りませんでした。その後も研究者や大学の工学部位にしか、光触媒と言う言葉は知られていませんでした。 「本多・藤嶋効果」も製品化に結び付けるには時間が掛かりました。 光に反応させるには、表面に二酸化チタンを露出させなければなりません。バインダーの中に潜ってしまうと、空気中の有機物と反応できません。また、バインダーを間違えれば、バインダー自体が分解されてしまいます。 アークフラッシュも1990年頃から開発が始まり、1998年末に初期型が完成。以来、改良を加えて現在のアークフラッシュになりました。
光触媒アークフラッシュは、「アークフラッシュ施工者免許」を取得した施工者によってのみ施工されます。従って、製品のみ流通することはありません。 製品・専用エアーガンそして施工技術者を徹底することにより、安定した効果を生み出し 施工技術者に、技術情報を24時間体制でネット配信しています
アークフラッシュが、専用エアーガンを使用するわけはシャボン玉の原理を利用しているからです。 シャボン玉は内部の圧力により液の膜が薄くなっています。 この圧力によって二酸化チタンも液膜から顔を出した状態になり、外気に触れた状態で塗布することが容易になります。
バインダーから顔を出した二酸化チタンは、光触媒としてよく働きます。 速乾性のバインダーは10日〜2週間程度で硬化し、研磨でもしない限り二酸化チタンを手放すことはありません。 従って、アークフラッシュは半永久的であるといえます。